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広島市中央公園の商業施設名称「Hiropa」に

広島市中央公園「広場エリア」イメージ

 NTT都市開発(株)を代表法人とするACTIVE COMMUNITY PARK(※)は8日、広島市中央公園「広場エリア(新サッカースタジアム隣地)」の施設整備に着手したと発表。併せて新設する商業施設の名称を「Hiropa(ヒロパ)」に決定した。

 広島電鉄「原爆ドーム前」電停徒歩8分、アストラムライン「県庁前」駅徒歩8分に立地。事業面積約5万2,400平方メートルに、都市公園法で定められたPark-PFIに基づく園路・広場、修景施設や休養施設等を整備する。建物は地上1階および2階。延床面積は約3,700平方メートル。

 計画地は、新サッカースタジアム「エディオンピースウィング広島」を挟んで、両側に緑や川辺が広がるエリア。“ACTIVE COMMUNITY PARK”をコンセプトに、中央公園広場の自然環境を生かしつつ、遊具や食、文化等を楽しめる商業施設を整備する。

 新サッカースタジアムの東側広場エリアには、特定公園施設として、自然の中で遊べる遊具を設置。車いすや歩行器を使用する子供も遊ぶことができるインクルーシブ遊具等を配置する。また、公募対象公園施設として、新サッカースタジアムと調和した統一感のある全6棟の商業施設を建設。東側エリアはカフェ・レストラン、広島県内の特産品などを取り扱う店舗の出店を予定している。西側広場エリアには、水辺のアクティビティ拠点となるリバービューレストラン等を整備する。

 供用開始は2024年8月の予定。

※NTT都市開発、(株)エディオン、広島電鉄(株)、(株)RRC文化センター、(株)中国新聞社、NTTアーバンバリューサポート(株)、(株)NTTファシリティーズ、大成建設(株)、日本工営都市空間(株)、(株)UIDで構成


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