（株）長谷工ライブネットは23日、「近畿圏賃貸マンション賃料相場マップ 2023年版」の販売開始に合わせ、同圏における賃料相場ランキングを発表した。
同マップは、同社が近畿圏で管理している約3万4,000戸の賃貸マンションの成約データと、同社が信頼できると判断した22年1～12月の賃貸募集データを基に、独自の分析調査により駅別の賃料相場を算出したもの。対象は約59路線・延べ576駅。
今回の賃料相場を間取りタイプ別にランキングした結果、大阪市内はシングルタイプ（面積25平方メートル換算）とコンパクトタイプ（面積40平方メートル換算）は共に、「淀屋橋」駅（シングル：8万5,000円、コンパクト：13万8,000円）が1位となった。また、ファミリータイプ（60平方メートル換算）は、うめきた再開発への期待により、大阪市内では近接駅となる「中津」駅（24万2,000円）が1位となった。ファミリーでは各エリアで分譲マンションの一部が賃貸された影響により、賃料が大幅に上昇した駅が目立つ。
その他のエリアのシングルタイプは、大阪府下で「江坂」駅（7万6,000円）、兵庫県は「元町,旧居留地・大丸前」駅・「みなと元町」駅・「三ノ宮,神戸三宮 他」駅・「西宮北口」駅（7万5,000円）、京都府は「京都市役所前」駅（7万3,000円）が、それぞれ1位となった。