不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京ミッドタウン八重洲で防災イベント/三井不

VR防災体験車では、参加者が地震、火災、風水害の3つの災害を疑似体験

 三井不動産(株)は30日、東京ミッドタウン八重洲(東京都中央区)で防災イベント「防災フェス2023」を開催した。

 八重洲二丁目北地区エリアマネジメントとの共催。同社単独ではなく、行政や地域の人といったまちづくりにおけるパートナーと連携することで、“地域防災”のコミュニティを広げていくことが重要との考えから、幅広い人が参加できるイベントとして企画した。

 東京消防庁の協力を得て、実際の炎を消す消火器体験や地震、VR防災体験車での火災、風水害を疑似体験、AED訓練などさまざまなブースを用意。同建物内にある城東小学校の児童や入居テナント就労者、同社商業施設やヤエチカへの来訪者や地域住民など約1,500名が参加。防災について幅広く学んだ。

 参加者からは、「VR防災体験車や起震車を体験、地震への心構えができた」といった声が聞かれた。また「レプリカの防火衣がとても重かったことから、消防職員の大変さを知ることができた」といった声もあった。

 東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区、9月19日)、日本橋・福徳の森(東京都中央区、9月26日)でも同様のイベントを開催する予定。

初期消火活動体験の様子


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら