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お台場の公社空き店舗を若手アーティストのアトリエに

 東京都住宅供給公社(JKK)は4日、東京都および(公財)東京都歴史文化財団(以下、「財団」)と連携協定を締結したと発表。アトリエ等を確保することが難しい若手アーティストに、創作スペースとしてJKKが建設・管理する一般賃貸住宅の空き店舗を提供する。

 東京都と同財団は若手アーティストに創作場所を提供し、継続的な活動を支援する「START Box」事業を推進しており、4月より「START Boxササハタハツ」を提供している。
 今回の協定は、「トミンハイム台場五番街」(東京都港区)の空き店舗を活用して新たな創作スペース「START Boxお台場」を開始するもの。JKKは財団と建物賃貸借契約を締結。都および財団は、利用するアーティストの募集およびアーティストと地域住民の交流事業を実施していく。

 アトリエの所在地は「トミンハイム台場五番街4号棟101号室」。東京臨海新交通ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅徒歩3分、東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート」駅徒歩7~8分。面積は57.23平方メートル。

 応募資格は、美術・映像等の創作活動場所を必要としている人。使用期間は2023年11月6日~24年3月27日、使用時間は9~21時。使用料金は137日間で16万3,030円。募集期間10月5日まで。

 応募は「START Box」Webサイトを参照。


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