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1,000億円のグリーンボンドを発行/三井不

 三井不動産(株)は6日、東京・日本橋に所有する2件の複合ビルに係るリファイナンスを資金使途とするグリーンボンド(環境債)について、条件決定したと発表。

 資金使途となる物件は、「日本橋室町三井タワー」と「日本橋三井タワー」で、いずれもDBJ Green Building認証(5つ星)を取得している。発行額は計1,000億円。今回のグリーンボンドは、「東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー」「Otemachi One タワー」「日本橋室町三井タワー」を対象としたものに続く5回目の発行となる。

 同社は、2021年11月に策定した「脱炭素社会の実現に向けたグルリープ行動計画」を資金調達の面からも推進するため、グリーンファイナンスフレームワーク、およびサステナビリティ・リンク・ローンフレームワークを策定している。今回のグリーンボンド発行による、グリーンボンドを含むサステナブルファイナンスの累計額は7,000億円超に。これは国内不動産会社では最大規模となる。


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