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分譲マンション全物件の共用部に「顔認証」

共同玄関の顔認証イメージ

 (株)マリモは28日、今後自社で開発する全ての分譲マンションの共用部に「顔認証システム」を導入すると発表した。

 1日の中でも頻繁に行き来する共用部に顔認証システムを導入することでマンションの利便性を高める。DXYZ(株)の顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を採用する。同システムは、顔認証までのスピードが速く、スマホアプリから入居者が手間なく登録できるのが特長。

 顔認証は、共用玄関、ゴミ置き場、宅配ボックスに設置。共用玄関は、立ち止まる必要がないほどスムーズに通過できる。また、宅配ボックスは荷物が届いていれば状況が表示され、タッチ操作で自動解錠される。

 なお、「FreeiD」は、多種多様な顔認証エンジンと連携が可能なシステムで、ユーザーが利用したい施設やサービスを選択することで、さまざまな施設でサービス提供が受けられる。


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