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賃貸管理士協、「登録講習」を新設

 (一社)賃貸不動産経営管理士協議会は、「賃貸不動産経営管理士登録講習」を新設したと発表。2024年1月10日より、同講習を開始する。

 賃貸不動産経営管理士試験に合格した日から1年以上が経過し、同資格登録を希望する人が、資格登録の手続きの前に受講が必要となる講習。オンライン学習形式で実施する。

 講習内容は、(1)賃貸不動産経営管理士の使命と役割、(2)賃貸住宅管理業についての法令、(3)賃貸住宅管理業についての税、(4)建物・設備の知識、(5)賃貸住宅管理業に係る紛争処理および防止、(6)賃貸不動産管理をめぐる事例、の6科目と確認試験。合計6時間の講習で、受講費用は1万2,000円。

 初回の対象者は、23年12月26日時点で、合格より1年以上が経過している21年および22年試験合格者で、同資格の登録手続きを希望する人。ただし、12月25日までにWebまたは郵送にて登録申請した場合は、同講習の受講は不要。

 なお、同資格の登録には、賃貸住宅管理業務に関する2年以上の実務経験が必要。実務経験を持たない人は、それに代わる実務講習の修了が別途必要となる。


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