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愛知の物流施設が竣工/小田急不

「小田急不動産ロジスティクスセンター岡崎」外観

 小田急不動産(株)は12日、物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター岡崎」(愛知県岡崎市)の竣工と、「小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江」(愛知県海部郡)の着工を発表した。

 9月30日に竣工した「ロジスティクスセンター岡崎」は、東名高速道路「岡崎」IC約1.4 kmに立地。敷地面積は約1万1,883平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上4階建て。延床面積は約2万4,328平方メートル。

 柱スパンを11.6m×10.0mとし、さまざまなレイアウトに対応できるようにした。2階に電気設備を設置し、非常用発電設備を実装する等、災害等のリスクマネジメントにも配慮した。設備のエネルギー分析システムの導入と、そのシステムを利用したエネルギー利用に関する改善活動等により、建築環境総合性能評価システム「CASBEE-建築(新築)」でAランクを取得し、環境負荷低減を実現している。また、第三者認証制度「BELS」で最高ランクの「5つ星」を取得。なお、丸栄ニューウェーブ(株)の入居が決定している。

 一方、「小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江」は、名古屋第二環状自動車道「千音寺南」IC約2.8kmに立地。敷地面積は約7,533平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建て、延床面積は約1万5,778平方メートル。

 2つのテナントが分割して利用できる汎用性の高い設計とし、賃貸エリアを東西に分け、1階にエントランス、事務所および従業員休憩室、倉庫エリアには荷物用エレベーター・垂直搬送機をエリアごとに独立して配置できる計画としている。屋根・外壁は高断熱性能の建材を使用し環境に配慮。高効率機器の採用で、第三者認証制度BELSで、同社物件初の「ZEB Ready」評価を受けることを目指している。

 竣工は2024年9月の予定。

「小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江」イメージ


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