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広島市都心部の商業施設をリニューアル/NTTUD

リニューアル後の屋上庭園「スカイパティオ」イメージ

 NTT都市開発(株)は16日、複合施設「基町クレド」(広島市中区)を「そごう広島店新館」跡を中心に施設構成を刷新。現在営業中の商業施設「パセーラ」と共に、商業施設全体を新生「パセーラ」として再生すると発表した。

 基町クレドは、パセーラ、そごう広島店新館跡、「リーガロイヤルホテル広島」で構成する施設で、今年で開業29周年を迎える。今後も多くの人に親しまれ、魅力ある施設とするべく、「広島市都心部での過ごし方を変える拠点“MOTOMACHI CENTRAL BASE”」をコンセプトに施設再生を進めることにした。

 その初弾として、パセーラ6階の屋上庭園「スカイパティオ」をリニューアルする。リニューアル後は、新設する大画面モニターや特徴的なナイトビューを生かしたルーフトップバー企画など、非日常体験を提供。リラックスできる什器や噴水、水遊び場なども配置し、利用者の憩いの場も創出する。「ひろしまゲートパーク」をはじめとする周辺公園施設との接点としても機能させる計画。オープンは2024年春の予定。

 そごう広島店新館跡では、パセーラ、リーガロイヤルホテル広島、広島バスセンターとの結節点である6階をベースとした高層ゾーンにおいて、遊ぶ・食べる・癒されるといった「コト消費」の提供を目指したテナントを誘致。低層ゾーンにはライフスタイル提案型テナントを集積させる。25年度以降、順次開業を予定する。


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