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DX強化へ、米国デベ2社と連携/中央日土地

 中央日本土地建物(株)は26日、米国の大手不動産ディベロッパーであるRXR Realty LLC(以下、「RXR」)およびAlden Group(以下、「Alden」)とパートナーシップ契約を締結したと発表。国内外の不動産領域におけるデータ・Tech活用を進め、不動産業界での新たな価値創出に挑戦していく。

 中央日土地グループはこれまで、既存領域の強化や事業領域の拡大、新規事業の創出等を目指して、国内外のベンチャー企業との協業を通じた事業シナジーの創出に取り組んできた。2023年8月には、テクノロジーとデータ活用を加速させるチームとして、「CN TechLab(シーエヌ・テックラボ)」を発足している。
 一方、RXRも、社内で「Degital Lab」を設立し、最先端のテクノロジーやデータを駆使したプロダクトおよびサービスの開発、不動産の価値を最大化するための戦略的なアライアンス関係の構築等に取り組んでいる。また、Aldenも、組織全体でのデジタル導入を推進してきた。
 テクノロジーやデータ活用に特化した組織を有している三社が、互いのナレッジやノウハウの共有することを目的に、今回の契約締結に至った。

 パートナシップ契約に基づき、中央日土地グループ内に発足した「CN TechLab」とRXR内の「Degital Lab」の連携を強化。不動産事業に対するテクノロジーやソフトサービスの適応を研究すると共に、得られた学びや研究結果を同社グループが保有する不動産へ活用することを検討していく。また、同社グループ共通データ連携プラットフォームの構築に向けた実務的なサポート体制の強化、「CN TechLab」から「Degital Lab」へのトレーニー派遣等を通じたDX人材の育成なども図る。

 ゆくゆくは、、各社の連携による不動産の共同投資等も見据えた情報交換なども進めていく考え。


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