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福島・伊達市で官民連携の先進的なまちづくり

「Up DATE City ふくしま」イメージ図

 パナソニック ホームズ(株)は、大型分譲地「Up DATE City ふくしま」(福島県伊達市)が29日にまちびらきをしたと発表した。

 阿武隈急行「高子」駅北側隣に接地。東北新幹線・東北本線「福島」駅から約14分、車で約25分の場所に位置し、伊達政宗が最初に居住したとされる高子岡館跡に隣接する。同社が、伊達市や54の企業・団体と「Up DATE City協議会」を設立の上、開発を進めてきた。
 総面積約14.1ha。戸建住宅(総戸数214戸、広さ約5万3,000平方メートル)、複合施設(同約1万2,100平方メートル)、商業施設(同約9,000平方メートル)、CCAC施設(多世代交流や活動を育む交流施設)、認定こども園等で構成する。

 今回のまちびらきは、CCAC(Continuing Care Active Community)施設である「U-プレイス伊達」の竣工に合わせたもの。同施設の運営は(株)プレイスメイキングふくしま伊達が行なう。また、同社は伊達市から地域再生推進法人の指定を受け、官民連携事業として、伊達市民の交流の場提供事業、地域振興事業、関係人口・移住定住促進等事業を推進。その他、7つの取り組み(ウェルネス、モビリティ、エネルギー、エコロジー、セーフティ、コミュニティ、コンシェルジュ)のサービスを提供し、エリアマネジメント・タウンマネジメントを実施する。パナソニック ホームズは、タウンマネジメント業務を支援していく。
 「Up DATE City ふくしま」では、今後も暮らしの仕組みやサービスについて順次アップデートしていくことで、地域課題や住民の困りごとを解決していく計画。


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