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売上高は過去最高/旭化成H24年3月期2Q

 旭化成ホームズ(株)は7日、2024年3月期第2四半期(連結)の決算を発表した。

 当期(23年4月1日~9月30日)は、売上高4,406億円(前年同期比9.0%増)、営業利益は327億円(同0.5%減)となった。売上高は過去最高を更新した。

 主力の建築請負部門は、戸建住宅の引渡戸数は2,777戸(同17.8%減)・売上高1,137億円(同13.1%減)と減少。集合住宅は引渡戸数2,880戸(同4.3%減)・売上高693億円(同25.0%増)と増収だった。部門全体の売上高は1,956億円(同0.5%減)、営業利益は149億円(同8.0%減)。受注高は1,865億円(同2.4%減)、受注戸数は5,251戸(同9.7%減)。期末の受注残高は5,250億円。

 不動産部門では、賃貸管理事業で管理戸数が11万6,000戸を突破。空室率も2%台前半を維持。マンション分譲事業は、販売戸数は減ったが、都市部の高単価物件が多く、売上高は127億円(同8.0%増)だった。部門全体の売上高は871億円(同7.3%増)、営業利益は87億円(同16.1%増)。

 海外事業部門は、北米事業が自然災害や労働力不足による工期遅延に改善が見られたことで、売上高が大きく増加。部門全体の売上高は1,294億円(同33.7%増)、営業利益は51億円(同20.7%減)となった。

 通期では、売上高は9,000億円(同4.7%増)と、中期経営計画で立てた24年度の計画数値前倒し達成を目指す。営業利益は760億円(同2.8%増)。


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