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京急不、磯子の建売住宅に「セーフルーム」

「プライムアベニュー磯子屏風浦」外観

 京急不動産(株)は8日、セコム(株)と共同で、現在分譲中の「プライムアベニュー磯子屏風浦」(横浜市磯子区、総区画数38区画)第4期住区に、「セーフルーム付きセキュリティ戸建住宅」を導入、販売すると発表した。建売戸建住宅としては日本初の取り組み。

 同分譲地は、京急線「屏風浦」駅徒歩5~7分に立地。総開発面積は5,670平方メートル。住戸には、コート等の収納に便利なアウタークローゼット、季節ものの収納に便利なトップストレージ、テレワークや勉強で使用できるLABOルーム、電気自動車の充電が可能な外部電源コンセント等を備え、生活利便性を高めている。

 戸建住宅を狙った強盗事件等への対策として、第4期住区のうち1戸の主寝室内にセコム製の強化扉「ストロングドア」を導入。緊急時に一時避難が可能な「セーフルーム」とした。2方向7カンヌキ構造により破壊に対する強度を高めているほか、ドアスコープによりセーフルーム内から外の様子が確認できるようにした。内部には、セコム・ホームセキュリティの非常ボタンも設け、セコムの緊急対処員への通報も可能としている。

 販売開始は2023年11月中旬を予定。別途、有償オプション対応でストロングドアへの変更可能住戸を3戸用意する。

セーフルーム利用の流れ


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