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ホテル好調で増収増益/サンフロンティア24年3月期2Q

 サンフロンティア不動産(株)は10日、2024年3月期第2四半期決算(連結)説明会をオンラインで開催した。

 当期(23年4月1日~9月30日)は、売上高489億9,800万円(前年同期比38.7%増)、営業利益120億2,200万円(同49.4%増)、経常利益119億4,400万円(同48.7%増)、当期純利益84億6,300万円(同57.7%増)と増収増益となった。

 主力の不動産再生事業は、セグメント売上高319億8,400万円(同21.8%増)、セグメント利益95億4,300万円(同4.0%)の増収増益。うちリプランニング事業では14件(うちニューヨーク物件1件)を販売したほか、不動産小口所有商品の組成も着実に進捗。また、物件の仕入れにも注力し、当期の仕入れ物件数は31件(同16件増)、物件金額は309億円(同6.1%増)と前年通期に迫る水準まで進捗した。期末在庫数は60件(同12件増)。

 不動産サービス事業は、セグメント売上高51億7,200万円(同18.4%増)、セグメント利益29億200万円(同13.8%増)を計上。うちプロパティマネジメント事業では、23年9月末時点の受託棟数が478棟(22年9月末比34棟増)と増加、稼働率は92.9%(同1.0ポイント上昇)と改善。貸し会議室事業では、期中に「ビジョンセンター東京日本橋」(東京都中央区)等を開業。期末時点の運営面積は6,500坪と順調に拠点を拡大している。

 ホテル・観光事業は、訪日外国人客の増加等が追い風となり、セグメント売上高は113億2,900万円(前年同期比148.8%増)と大幅増収、セグメント利益は33億9,700万円(前年同期:セグメント損失3億3,400万円)と黒字転換した。うちホテル開発事業では、分譲コンドミニアムホテル1区画およびホテル1棟を売却。ホテル運営事業では、現在、22棟を運営しており、期末時点の稼働率は70.6%(同6.9ポイント上昇)と改善している。

 通期は、売上高830億円、営業利益165億円、経常利益160億円、当期純利益110億円を見込む。第2四半期時点で進捗率は74.7%と順調に推移している。


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