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食品ロス削減に向けて横浜市と連携/長谷工G

 (株)長谷工アネシスは14日、横浜市資源循環局と連携し、集合住宅における食品ロス削減に向けた取り組みを開始したと発表した。

 両者は7月25日に公民連携協定を締結。横浜市が集合住宅での食品ロスについて民間企業と連携するのは今回が初となる。

 食品ロスは、食品の無駄だけでなく、償却処分時のCO2排出等による環境悪化や食料不足の深刻化等、世界的な問題となっている。
 横浜市でも、SDGsの達成と、脱炭素社会の実現に向け、食品ロス削減の取り組みを実施。同市では、集合住宅の供給が一戸建ての供給を超えていることから、マンション施工実績の多い長谷工グループとの連携が決まった。同社は、マンションへの高い専門性を生かし、横浜市と連携して集合住宅における食品ロス削減を目指していく。

 具体的には、集合住宅における食品ロスの実態調査や、調査結果から導き出したターゲットに合わせた啓発活動を実施。その後、食品ロス削減の効果を検証していく。

 啓発活動の例としては、ファミリー層の多いマンションで「未開封の菓子類が多い」という結果だった場合、エレベーター等で子供向けポスターの掲示やPR冊子のポスティング等を展開していく予定。


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