野村不動産ソリューションズ(株)は29日、生成AIを活用した対話型チャットサービス「AI ANSWER Plus(ベータ版)」の提供を開始した。
同サービスは生成AI技術を生かして自然言語でチャットができる相談サービスで、(株)LIFULLとの共同開発。同社が運営する不動産情報サイト「ノムコム」に搭載した。同社が持つ住まいに関わる豊富な情報をAIに学ばせ、不動産売買の検討者をアシストする。不動産売買に関する相談は、心理的なハードルが高いと言われるが、同サービスを使うことで、ユーザーは個人情報を明かさず、24時間オンラインでAIに相談できるようになる。
ユーザーの質問に対しては営業担当者が答えるような自然なやり取りで回答。ユーザーの疑問や希望条件にマッチした物件情報などをAIアシスタントが提供する。
同社では、さらに生成AIの精度アップや研究を続けることで、2024年春をめどにベータ版から本版への切り替えを目指す。

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