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省エネ住宅に住みたい、トップは「環境配慮が必要だから」

 (株)いえらぶGROUPは18日、「省エネ住宅に関する調査」結果を発表した。調査期間は11月1~12日、調査対象は同社のサービスを利用している不動産会社の従業員、一般ユーザー、SNSフォロワーなど。有効回答数は不動産会社319名、エンドユーザー975名。

 次に住むなら省エネ住宅が良いか?の問いでは「住みたい」が45.7%、「どちらかといえば住みたい」が47.3%で、実に93%が省エネ住宅に住みたいと考えていることが分かった。

 省エネ住宅に住みたい理由は「環境への配慮が必要だから」(58.5%)、「省エネしたいから」(55.3%)、「省エネが資産価値になると思うから」(30.9%)がトップ3に。同社では、このような結果となったのは、環境意識と共に光熱費の上昇も影響しているのではないか、と分析している。

 2024年1月より住宅ローン減税で省エネ基準への適合が必須となることを知っているか?については、「知っている」との回答は、売買仲介会社で34.7%、賃貸仲介会社で16.3%、賃貸管理会社で17.6%、エンドユーザーで13.5%。ZEH住宅についての認知度は、売買仲介会社37.6%、賃貸仲介会社34.7%、賃貸管理会社27.1%、エンドユーザー13.5%。

 住宅省エネ表示の努力義務化についての賛否を聞いたところ、「賛成」「どちらかといえば賛成」の合計が64.5%と過半数を占め、環境への意識向上がうかがえる結果に。


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