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名鉄、「神宮前」駅前の商業施設の名称決定

「あつた nagAya(あつたながや)」完成予想図

 名古屋鉄道(株)は20日、名鉄「神宮前」駅(名古屋市熱田区)西街区で開発中の商業施設の名称を「あつた nagAya(あつたながや)」に決定したと発表した。

 観光客などをターゲットに、「地域の良さ」を発信する商業施設。敷地面積約7,000平方メートル。木造平屋建て3棟。延床面積約1,100平方メートル。名称は、ひらがな表記とすることで読みやすさと日本らしさを表現した。さらに、名古屋弁の特徴的な語尾である“がや”を末尾に付けることで名古屋らしさも表現している。

 外観は長い屋根と、小さな区画が立ち並ぶ“長屋”のような形状が特徴。にぎわいを創出するため、地域で長く愛されている店や、地域食材を使った食べ歩きができる店、地元の文化を感じられる店など約15区画の店舗と、ワゴンやキッチンカーなどを誘致する。

 日本の伝統的な木造建築の要素を取り入れ、建物には愛知県産のスギ・ヒノキ材を多用。木造施設を支援する愛知県補助事業「2023年度木の香る都市づくり事業」に採択された。

 開業は1期(2棟)が24年9月、2期(1棟)が同年12月の予定。


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