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断熱改修工事でAIを活用した新システム/住友林業

 住友林業ホームテック(株)は22日、AIを活用した「断熱改修工事提案システム」を開発したと発表。21日より東京・名古屋・大阪エリアで利用を開始、全国の省エネ基準地域区分5(水戸他)・6(東京他)・7(熊本他)を対象に展開していく。

 同社と住友林業(株)が、断熱改修の基本計画から実施方法を検証。AIによる熱画像解析は燈(株)が担当し、同システムを開発した。

 既存住宅の断熱性能について、室温や外気温から簡易に断熱性能値を計算するシステム等を用い、熱損失係数を算出。室内の熱画像をAIで解析し、断熱性能の弱点部位(床・壁・天井・窓など)を特定。効果的な改修に必要な部材を選択し、ユーザーの求める性能や改修範囲、価格などの条件に合った有効な断熱改修工事を提案する。

 これにより、住まいの一次エネルギー消費量を削減。既存住宅の性能を向上させ快適な住まいとし、長寿命化を図ることで脱炭素社会の実現に貢献していく。


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