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「コンシャスな街」1位は4年連続沖縄・北谷

 大東建託(株)は10日、「街の住みここちランキング」の特別集計として「コンシャスな街ランキング2023<全国版>」を公表した。調査期間は23年2月17日~3月15日。回答者は全国47都道府県20歳以上の男女80万6,722人。なお、集計は19~23年の5年分の回答を累計し、集計した。過去最大級の居住満足度調査だったという。

 「普通に暮らすまちの住み心地」ではなく、「仕事と生活を柔軟に統合した『ワークライフインテグレーション』を志向する人々にとっての住み心地」「多様な人々がいて刺激的なまち」「出会いとチャンスがあるまち」を「コンシャスな街」と定義。起業家や人間関係を広げたいと考える人にとっての住み心地の良さを享受できるまちを示している。

 コンシャスな「自治体」のトップは4年連続で、沖縄県中頭郡北谷町となった。偏差値は88.9。従来の「住みここちランキング」では23年は33位だった。14の評価項目のうち、「外国人などの街の多様性」「新しい出会い」「個性的な人が多い」「様々なチャンスがある」等多くの項目が偏差値80以上となった。2位は昨年3位の「東京都港区」(偏差値83.4)。3位は昨年2位の「大阪市北区」(同82.5)だった。

 コンシャスな「駅」は、昨年2位の「六本木一丁目」(同94.2)がトップ。2位は昨年1位の「みなとみらい」(同93.6)、3位は昨年も3位の「六本木」(同88.8)だった。


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