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プレ協、石川県内で応急仮設住宅を着工

 (一社)プレハブ建築協会は12日、石川県輪島市と珠洲市において応急仮設住宅を着工した。

 石川県との連携によるもので、今回の能登半島地震において初の応急仮設住宅着工となる。同県内で12日に着工した115戸のうちの55戸を同協会が担当。輪島市で30戸、珠洲市では25戸を建設する。施工は同協会規格建築部会の会員企業。工期は通常であれば1ヵ月程度だが、道路の復旧状況に左右されるため完成時期は明らかにはしなかった。

 同協会では、1月2日に応急仮設住宅建設本部を設置。被災地との連絡・情報共有を行ない、4日には現地自治体に職員を派遣した。さらに同日、災害対策本部を設置して自治体からの応急仮設住宅建設の要請があった際に速やかに対応できるよう体制を整えていた。9日には現地建設本部の事務所を開設した。


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