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再生事業が好調、増収増益に/トーセイ23年11月期

 トーセイ(株)は12日、2023年11月期決算(連結)を発表した。

 当期(22年12月1日~23年11月30日)は、売上高794億4,600万円(前期比12.0%増)、営業利益162億5,400万円(同20.3%増)、税引前利益153億1,000万円(同20.1%増)、当期利益105億800万円(同22.1%増)、当期包括利益合計は105億4,400万円(同20.0%増)と大幅な増収増益となった。

 不動産再生事業では、バリューアップ物件45棟と、既存区分マンション106戸を販売。仕入れに関しては収益オフィスビル・賃貸マンション等53棟、土地26件、既存区分マンション198戸を取得した。セグメント売上高は475億3,500万円(同26.8%増)、セグメント利益88億7,700万円(同45.5%増)となった。

 不動産開発事業は、都内で賃貸マンション2棟を販売。戸建住宅は52戸を販売した。セグメント売上高は72億4,600万円(同47.5%減)、セグメント利益10億3,600万円(同65.0%減)となった。

 このほか、不動産賃貸、不動産ファンド・コンサルティング、不動産管理、ホテルの各事業が順調に拡大した。

 次期(24年11月期)については、売上高921億1,600万円、営業利益177億200万円、税引前利益165億円、当期利益112億900万円を見込む。


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