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米国で中低所得者向け賃貸用集合住宅/オープンH

「Affordable Housing」外観イメージ

 (株)オープンハウスグループは15日、米国・ロサンゼルス市で中低所得者向け賃貸用集合住宅「Affordable Housing」を開発すると発表。都市部で手の届く価格の住宅提供を米国でも推進する。

 「Affordable Housing」は、世帯収入が地域の中央値を下回る人たちが収入に応じた適正な家賃で入居できる、自治体の公的支援の対象となる住宅。同社は、米国子会社のOpen House Realty & Investments, inc.を通じて出資。同社と米国Thrive Living社共同で開発を行なっていく。

 建設地はMetro A Line「China Town Station」徒歩10分に立地。ドジャー・スタジアムに至近で、ダウンタウンやセンチュリーシティ等の商業地区、ハリウッドやビバリーヒルズ等へのアクセスが良いエリア。
 木造およびコンクリート造の混構造地上6階建て、総戸数376戸。環境配慮に寄与するモジュラー建築方式を採用。敷地面積5,244平方メートル。建物面積2万3,584平方メートル。地域平均年収の8割程度の所得層の入居を見据えている。

 2023年8月に着工しており、竣工は24年12月の予定。


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