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東急不、「LOGI'Q南茨木」竣工

「LOGI'Q南茨木」外観

 東急不動産(株)は16日、物流施設「LOGI'Q南茨木」(大阪府茨木市)の竣工を発表した。

 名神高速道路「吹田I.C」から約2.0km、近畿自動車道「北摂I.C」から約3.0km、北摂エリアに立地。最寄りのJR京都線「千里丘」駅から徒歩9分と鉄道アクセスも良く、従業員確保の面でも優位な立地。

 敷地面積は6万4,509.91平方メートル、鉄骨造地上4階建てで、延床面積は16万1,538.67平方メートル。同社が展開する「LOGI'Q」シリーズで最大規模となる。トラック通路とは別にテナント従業員が安全に徒歩移動できるよう外部歩廊を設けることで、歩車分離を実現。倉庫内を細かく分割できるようにし、大型マルチテナント物件としては関西圏最小区画となる375坪の分割利用から最大6,000坪の1フロアオペレーションまで、幅広いニーズに対応できるようにした。さらに低床倉庫、冷凍冷蔵対応倉庫、少量危険物対応倉庫など多様なニーズに対応できるようにしている。

 テナント従業員に配慮し、休憩室、売店、シャワー室、カフェテリア、礼拝室等といった充実した共用部を用意。BCPへの対応として、24時間対応の非常用発電機も設置した。環境配慮では、屋根上に4.8MWの発電能力を持つ「リエネLOGI'Q南茨木太陽光発電所」を設置し、発電した電力を同物件で自家消費する計画。なお、この屋根上太陽光発電の電力と、自社再エネ発電所由来のトラッキング付非化石証書を組み合わせることで、同物件の使用電力を100%再生可能エネルギーで賄う計画。

 すでに約80%で成約しているという。

「THE LODGE」(1階カフェテリア)


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