ポラスグループの(株)中央住宅は23日、3月以降に販売するすべての新築マンションで、駐車場台数の3割以上のEV充電設備を導入すると発表した。
2050年カーボンニュートラル達成に向けてEV充電設備の設置推進が進む中、東京都でも25年から新築マンションにおいて駐車台数の2割以上の充電設備の設置を義務付ける。そこで同社は、それに先駆けてEV充電設備を設置していくほか、将来すべての駐車区画で充電が可能となるよう、配管を先行敷設していく。これにより、入居者が充電設備設置を希望した場合に配管が露出し、景観を損ねることを防止できるほか、工事の負担軽減につながる。
EV充電設備は、23年5月より販売している「ルピアコート大宮ザ・レジデンス」(さいたま市大宮区、総戸数51戸)で導入済み。今後はEVカーの普及状況に応じて設置率を検討していく。

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