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東大と連携、窓の断熱改修効果測定/JKK東京

「新田住宅」外観

 JKK東京(東京都住宅供給公社)はこのほど、国立大学法人東京大学と連携し、「新田住宅」(東京都江戸川区、総戸数570戸)の一部住戸を使い、窓の断熱化改修に係る効果測定を開始した。

 同公社では、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みとして、2022年度より既存のJKK住宅(同公社が建設・管理する一般賃貸住宅)の断熱性向上のため、改修工事を試行実施している。

 「新田住宅」は、東京メトロ東西線「西葛西」駅よりバス約3分「新田住宅」下車徒歩3~4分に立地。3棟構成、1975年築。23年度に実施した窓枠改修工事で、2号棟の2戸に複層ガラスを採用。単板ガラスを採用した一般住戸と比較して、断熱効果等を検証する。

 実験期間は24年12月末まで。


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