不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

高耐震、省エネ、高天井の住宅商品/マイホム

「プラスミー」の外観イメージ

 工務店支援などを手掛ける住宅スタートアップの(株)マイホム(東京都港区、代表取締役:乃村一政氏、金箱 遼氏)は1日、プリフィックス住宅商品「PlusMe(プラスミー)」シリーズを発売した。

 「プリフィックス住宅」とは、いわゆる規格住宅。ユーザーは土地の形状や好み・希望に合わせて選択しながらプランを決めていく。自由度が高いがプラン決定・着工までのフローが複雑な自由設計と、自由度が低い分譲住宅の中間という位置付けとなる。

 「プラスミー」は、デザイン性と住み心地、資産性に加えてZEH水準をクリアする環境性能の高さを特徴とする。高層ビルの考え方を2階建ての木造戸建てに応用した「ストロングフレーム」の構造が特徴で、天井高2.9mを標準化。また、構造柱の直下率を100%として、耐震等級3のほか、UA値も0.46以下を確保している。「デザインや性能だけではなく、社会的意義のある住宅づくりを目指して開発した」(乃村氏)という。

 また販売手法についても、内外装の折衝等をスマートフォンアプリ「myhm(マイホム)」上で行なう仕組みを用意。面倒な折衝フローを効率化することもできる。

 同社では、こうしたシステムを全国の工務店に提供。加盟工務店を通じたプラスミーの供給を推進しており、2028年までに年間5,000棟の供給を目指している。プラスミーの初弾モデルとなる「Model N」は、平屋、1.5階建て、2階建ての3モデルに土地形状に合わせたプランを豊富に用意している。参考価格は1.5階建てモデルで2,277万円。

 同日、渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)で開いた商品説明会には、23年末のM-1グランプリで優勝したお笑いコンビ・令和ロマンも登場。コンビそれぞれがお互いをイメージした住宅プラン「ロマンあふれる家」を披露。松井 ケムリさんが、プロ野球・横浜DeNAベイスターズファンの相方・高比良 くるまさんのためにつくったプランや、高比良さんが猫好きの松井さんのために考えたプランを紹介した。

令和ロマンの2人が考えた「ロマンあふれる家」を紹介した


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら