（株）長谷工ライブネットは15日、「中核都市賃貸マンション賃料相場マップ2024」の販売を開始した。
札幌市・仙台市・広島市・福岡市・北九州市の5つの地方中核都市で、同社が管理する約1万2,000戸の賃貸マンション成約データと、同社が信頼できると判断した大手ポータルサイト等の23年1～12月の賃貸募集データ約21万件を基に、駅別の賃料相場を算出したもの。シングル・コンパクト・ファミリー3タイプの間取り別に分類し、基準面積を設定した上で査定した。調査対象は40沿線・303駅。
なお、エリア別・間取りタイプ別にランキングした結果、全体における1位は、シングル（25平方メートル換算）が仙台市「北四番丁」「仙台」「あおば通」「広瀬通」駅（7万3,000円）、コンパクト（40平方メートル換算）が仙台市「青葉通一番町」駅（10万2,000円）。ファミリー（60平方メートル換算）が、広島市「広島」駅（16万2,000円）となった。
ファミリータイプでは、札幌市の「西11丁目」「中央区役所前」駅（前回6位）、福岡市の「薬院」「薬院大通」「渡辺通」駅（前回2位）が、分譲マンションの一部が賃貸された影響で賃料が大幅に上昇。それぞれエリア1位にランクアップした。各エリア・タイプの上位5位では、低下している駅は少なく、中核都市の賃料相場は堅調だとしている。
価格は、PDF版が1万1,000円、紙印刷版が5,500円（いずれも税込み）など。詳細は、同社ホームページを参照。