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既存賃貸マンションに顔認証システムを導入

「パシフィックハウス麻布台」のエントランス

 興和地所(株)は11日、保有する賃貸マンション「パシフィックハウス麻布台」(東京都港区、総戸数8戸)に、顔認証プラットフォームを導入したと発表した。

 同物件は1988年4月に竣工した、鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建て。東京メトロ南北線「麻布十番」駅徒歩6分に立地している。バリューアップを目的とした共用部・専有部のリフォーム・改修を実施し、DXYZ(株)が開発した顔認証システム「FreeiD(フリード)」を導入した。なお、既存マンションの専有部に同認証を導入したのは国内初の事例だという。

 エントランスと宅配ボックス、メールボックスに同システムを導入したほか、1住戸において地下駐車場出入口と住戸玄関を顔認証で通過できるようにした。今後、全住戸においても専有部での顔認証導入を進め、セキュリティの強化・居住者の利便性アップにつなげていく。


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