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日鉄興和不、高級都心賃貸マンション事業を展開

「リビオレジデンス西麻布」外観
3LDKのモデルルーム
2LDKのモデルルーム

 日鉄興和不動産(株)は、マンションブランド「LIVIO(リビオ)」において新たに「LIVIO RESIDENCE(リビオレジデンス)」を立ち上げ、初弾物件「リビオレジデンス西麻布」(東京都港区、総戸数150戸)を竣工。15日、報道陣に公開した。

 「LIVIO RESIDENCE」は、国際感覚に秀でた会社員や会社経営者、士業をターゲットにした都心高級賃貸レジデンスシリーズ。港区を中心に、都心3区(ほか千代田、中央)内でデザイン性と居住性を兼ね備えた住まいを提供していく計画。

 初弾の「西麻布」は、東京メトロ日比谷線「広尾」、「六本木」各駅徒歩12分に立地。敷地面積1,671.33平方メートル(実測)。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上32階地下1階建て、延床面積1万9,133.80平方メートル。竣工は2月29日。

 共用部として、2階にラウンジとバルコニー、ミーティングルーム、4階にフィットネスジム、32階に2種類のパーティールームとルーフトップテラスを用意。32階のパーティールーム1室とテラスは専用アプリから事前に利用予約が必要。午前8時~午後8時には1階にコンシェルジュも常駐している。

 住戸の間取りは1LDK(65戸)・2LDK(63戸)・3LDK(22戸)、専有面積40.69~169.35平方メートル。内廊下方式で、全ての階にごみ置き場、全住戸にディスポーザーが標準。1階には専用宅配ボックスを設けた。29~31階はプレミアムフロアで、海外メーカー製の大型冷蔵庫や洗濯機、乾燥機、食洗器などの家具が備わる。賃料は、最も広い169.35平方メートルの住戸で約180万円(管理費込み)など。

 またLOW-Eペアガラスやエネルギー効率の高い床暖房を採用し、環境負荷を軽減。BELS最高評価の五つ星やZEH-M Orientedを取得している。

 入居申し込み開始前の段階で、90戸ほどにすでに問い合わせがあり、その多くは主なターゲット層である30歳代から50歳代の会社経営者の男性から。3月からは内覧も開始し、担当者は「竣工から1年ぐらいで満室稼働にするペースで考えている」と話している。

共用部のパーティールーム。キッチンも備える
共用バルコニー
フィットネスジム。利用予約なしで24時間使うことができる


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