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生物多様性保全へ、不動産の知見生かした巣箱/東急不

東急不動産が製作したメゾネットタイプの鳥の住居(「いきもの東急不動産」特設サイトより)

 東急不動産(株)は21日、生物多様性保全の取り組みとして「いきもの東急不動産プロジェクト」を開始した。

 「いきもの東急不動産」は、同社が約12年にわたり「東急プラザ表参道原宿」(東京都渋谷区)6階の屋上庭園「おもはらの森」で行なってきた生物多様性保全の活動で培った知見を生かし、生き物のことだけを考えた住まいづくりに挑戦するもの。活動の詳細は過去のニュースを参照。

 第1弾として、鳥の住居(巣箱)を計9種類製作。スギ、ヒノキ、ヒバの3種類の木材でワンルームタイプ(一般的な巣箱の形状)、楕円ワンルームタイプ(鳥が巣作りをする木の洞に近い形状)、メゾネットタイプ(親と雛の各場所を確保した形状)を開発した。

 巣箱は東急プラザ表参道原宿、東京都市大学キャンパス内、東急プラザ原宿「ハラカド」の計3ヵ所に設置。鳥類の「入居」を待つ。

おもはらの森(東急不動産のリリースより)


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