日鉄興和不動産（株）は10日、米国ジョージア州アトランタ都市圏で、賃貸住宅（総戸数258 戸）を取得したと発表した。
同社は、2022年より米国不動産市場へ再参入。人口流入が見込めるサンベルトの都市で、既存の賃貸住宅を取得・改装し、価値を高めるバリューアッド事業を展開してきた。
同物件は、米国事業再開後の第3弾。米国現地法人（NSKRE US Corporation）を通じて取得した。集合住宅の開発・投資を手掛けるRangeWater社（アトランタ）との2件目の共同事業となる。
アトランタ都市圏北東部・州間高速道路85号線沿いに位置し、主要なオフィスエリアへの通勤利便性が高い立地。敷地面積約5万6,000平方メートル。賃貸面積約2万2,500平方メートル。13年築、木造4階建て、8棟で構成する。共用部は、アメニティ プール、フィットネスジム、クラブハウス、屋外ラウンジ等を整備し充実化。住戸は内装等のリノベーションを行なう。
同社は今後もバリューアッド事業を展開し、対象都市やアセットタイプ等を徐々に拡大していく予定。