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「人生100年時代の住まい」モデルの募集開始

 国土交通省は11日、「令和6年度 人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の募集を開始した。

 ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応して、高齢者、障害者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、モデル的な取り組みを行なう民間事業者等を公募し、先導性が認められた事業を支援する。

 設定された事業テーマに応じた先導的な取り組みへの支援を行なう「課題設定型」、事業者が事業テーマを提案して行なう先導的な取り組みへの支援を行なう「事業者提案型」、事業化に向けた、調査・検討を支援する「事業育成型」、多様な世帯への住まいの提供と、見守りや自立支援を併せて実施する取り組みへの支援を行なう「支援付き住宅型」、子育て世帯への住環境の提供と、見守りや自立支援を併せて実施する取り組みへの支援を行なう「子育て住宅型」、公営住宅ストックを活用し、子供を産み育てやすい環境を整備する取り組みへの支援を行なう「子育て公営住宅型」の6つに分類し、募集する。

 補助率は建設工事費(建設・取得)10分の1、改修工事費3分の2、技術の検証費3分の2など。上限額が1案件当たり「課題設定型」「事業者提案型」「支援付き住宅型」、「子育て住宅型」、「子育て公営住宅型」の場合3億円、「事業育成型」の場合は同500万円。

 詳細は同省ホームページを参照。


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