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三鷹の学生マンションに武蔵野大の教育寮

「学生会館ラティエラアカデミコ三鷹」外観

 (株)ジェイ・エス・ビーと学校法人武蔵野大学は11日、1月に竣工した食事付き学生マンション「学生会館ラティエラアカデミコ三鷹」(東京都武蔵野市、総室数231室)内に同大学アントレプレナーシップ学部の教育寮を開設。約60名の新入生が入居したと発表した。

 武蔵野大学アントプレナーシップ学部は、起業家精神を持った人材育成を目的に2021年に日本で初めて開設。実践重視のカリキュラム、現役実務家教員による伴走、多くの起業家や仲間たちとの対話を通してアントプレナーシップを育む。1年次は全員が入寮し、切磋琢磨しながら共に学んでいく。24年1月、東京都小平市内から移転開設した。

 同物件は、武蔵野大学(武蔵野キャンパス)まで自転車で9分。JR中央線「三鷹」駅徒歩5分。敷地面積は約887平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上14階建て。全室1Rで、専有面積は約13~16平方メートル。バス、トイレ、IHキッチン、洗面台を完備。洗濯機や冷蔵庫、電子レンジ、ベッド、デスクが備わる。共用部には、オートロックや宅配ボックス、防犯カメラ、駐輪場、食堂(UniTime kitchen)も設ける。

 武蔵野大学とジェイ・エス・ビーは連携し、起業家精神を育む同学部への学生支援として寮費を補助する共に、入居学生の学び・成長・つながりの場となるよう、寮生以外の入居学生や地域住民も含めたイベント企画などの取り組みを検討していく。


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