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野村不、運営物流施設に配車マッチングサービスを導入

 野村不動産(株)はこのほど、同社が手掛ける物流施設「Landport」シリーズにおいて、配車マッチングサービスの導入を開始した。

 同社では、2021年より物流に係る企業間共創プログラム「Techrum(テクラム)」を始動。庫内の作業効率やオペレーションの効果検証により、荷主・物流企業の問題解決を進めてきた。しかし庫内オペレーション以外にも、「物流の2024年問題」への対応に追われているとの声が物流の現場から聞かれることから、ハコベル(株)が展開する輸送マッチングサービス「ハコベル運送手配」を活用した「Landport 配車サービス powered byハコベル」の導入に至った。

 ハコベルが開発した「ハコベル運送手配」の基盤を生かした「Landport 配車サービス powered byハコベル」を、Landportの入居企業に提供。最適配車を支援する。
 具体的には、専用WEBアプリに荷積場所、荷卸場所を入力すると見積もりが提示され、平均3分で車両マッチングが完了。当日配車・当日配送の対応も可能となる。

 野村不動産では、今回のサービス導入により、テナント企業の配送業務の効率化を支援しながら、ドライバーの待機時間削減等の物流業界全体の課題解決に寄与する考え。


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