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ビレッジH、能登半島地震被災者に賃貸住宅

「ビレッジハウス直海」外観

 ビレッジハウス・マネジメント(株)は10日、石川県羽咋郡に立地する旧雇用促進住宅をリノベーションした賃貸住宅「ビレッジハウス直海」(総戸数60戸)の入居者募集を4月30日に開始したと発表した。今後もリノベーションを継続し、被災者に提供していく。

 同物件は、能登半島中部に位置し、バスを利用することで市街地まで約20分でアクセスできる。1983年築2棟という規模。3DK・専有面積約53平方メートル3戸を先行してリノベーションした。

 築35年の物件をリノベーションして供給することで、月額3万8,000~4万4,000円という低賃料で提供。オプションでエアコン、キッチン給湯器、ガスコンロ、独立洗面台の追加設置に対応する(各設備の追加ごとに賃料に月額1,000円追加)。

 なお同社は石川県内で20物件(39棟1,589戸)の旧雇用促進住宅を取得。現在18物件をリノベーションし、35棟1,429戸が稼働している。


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