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家賃単価等の上昇で増収増益/レオパレス24年3月期

 (株)レオパレス21は10日、2024年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(23年4月1日~24年3月31日)は、売上高4,226億7,100万円(前期比4.0%増)、営業利益233億1,300万円(同136.0%増)、経常利益194億7,600万円(同198.4%増)、当期純利益420億6,200万円(同112.3%増)。

 主力の賃貸事業では、管理戸数が55万4,000戸(同6,800戸減)。入居率は88.03%(同0.80ポイント減)、期中平均入居率は85.99%(同1.33ポイント増)。デジタル技術の導入による業務効率化を進めて拠点集約を実施し、直営店舗数は72店(同37店減)。売上高は4,074億8,900万円(同4.1%増)、営業利益は303億8,600万円(同79.9%増)を計上。家賃単価の上昇や平均入居率のベースアップにより増収、コスト構造の適正化による収益性の向上等により増益となった。

 次期は、売上高4,286億円、営業利益266億円、経常利益249億円、当期純利益145億円を見込む。


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