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TDR至近に750室の大規模ホテル/三菱地所他

「(仮称)舞浜ホテル計画」完成予想図

 三菱地所(株)は17日、同社が出資する特定目的会社と清水建設(株)が事業主となって開発している「(仮称)舞浜ホテル計画」(千葉県浦安市、総客室数750室)について、2026年1月に開業すると発表した。

 運営は三菱地所ホテルズ&リゾーツ(株)(MJHR)。MJHRのロイヤルパークホテルズとして千葉県で初出店、かつ最大規模での運営となる。JR京葉線「舞浜」駅まで車で5分程度で、東京ディズニーリゾート至近に建設する。敷地面積は2万1,003.01平方メートルで、建物は地上14階建て。約400台の有料駐車場を完備する。

 ゲストを夢の世界に送り出す客船をイメージした外観デザインは、ロイヤルブルーを基調として地中海のリゾートビーチを想起させるベージュを組み合わせた爽やかな印象に仕上げる。客室は、メインターゲットであるファミリー層や小グループの利用を想定し、4人部屋を主体に最大6人が宿泊できるものを揃えた。客室内は異国情緒のあるリゾート感をイメージして設計し、旅の高揚感を創出する。

 環境貢献の面では、Low-Eガラスの採用や、セントラル熱源方式の導入などにより、ZEB Oriented認証を5月7日付で取得している。

 竣工は25年10月を予定。


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