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神戸市垂水区に生物多様性に配慮した大型分譲地

「ウインズタウン神戸みずき台」の空撮写真

 パナソニック ホームズ(株)は23日、大型分譲地「ウインズタウン神戸みずき台」(神戸市垂水区、総区画数589区画)のまちびらきを実施。

 同社の他トヨタホーム(株)、ミサワホーム(株)、トヨタホーム近畿(株)、ミサワホーム近畿(株)、住友林業(株)、セキスイハイム近畿(株)による共同事業で、同区の北東エリアに位置。総開発面積は阪神甲子園球場5.5個分に相当する21ha超。同社が主体として組成した土地区画整理組合が、2019年以降造成を進めてきた。JR・山陽電鉄「垂水」駅バス16分「桃山台」バス停徒歩6分。同日すべての事業会社による1期分譲がスタートした。

 生物多様性に配慮したまちづくりを推進し、まちのバックグラウンドストーリーとして、「幸せを運ぶ青い蝶が飛来する物語」を設定し、区域内が蝶が飛来する「バタフライガーデン」を設置している。また、起伏のある地形を生かし、約5.2haの里山やテントサイトのある展望台を配置して住民に管理を委ねることで自然を身近に感じる暮らしも実現する。

 住戸はすべてZEH。タウンマネジメントとして、住民専用のコミュニティ拠点「コミュニティコテージ」は、レンタルキッチンやコワーキング・BBQスペースなどを設けているほか、ガーデニングやアウトドアレジャー用品の貸し出しも行なっている。それら共用施設の利用や共用品の借用予約については、住民専用のタウンアプリを介して、スマートフォンでできるようにした。


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