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サンケイビル、秋葉原で同社初の木造ビル

「(仮称)秋葉原木造オフィスビル計画」外観イメージパース

 (株)サンケイビルは28日、木造中高層オフィスビル「(仮称)秋葉原木造オフィスビル計画」(東京都千代田区)の開発に着手したと発表。木造オフィスビルの開発は同社では初の試み。

 計画地は、東京メトロ日比谷線「秋葉原」駅徒歩6分、都営新宿線「岩本町」駅徒歩6分、JR各線・つくばエクスプレス線「秋葉原」駅徒歩9分等、4駅7路線が利用可能、かつ神田川に面した立地。

 建物は木造・鉄鋼造のハイブリッド構造で、地上9階建て。(株)熊谷組の新技術を採用し、日本初の1.5時間耐火構造梁を用いたビルを建築する。内装についても木質化やCLT床の採用により、木を感じられるしつらえとする。1~2階は共用部とし、オフィステナントや地域に開かれた場所としていく計画。

 着工は2025年1月中旬、竣工は26年3月下旬の予定。


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