不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

三井不、台湾の大手金融グループと連携協定

 三井不動産(株)は13日、中國信託フィナンシャルホールディング(以下、「中國信託FH」)と台湾企業の日本進出を支援する連携協定を締結したと発表した。

 中國信託FHは、台湾最大規模の民間銀行である中國信託商業銀行を有する台湾の大手金融グループ。日本の金融機関以外の民間企業と連携協定を結ぶのは初めて。同社は、中國信託FH傘下の台湾人寿保険股份有限公司と台湾で「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと南港」の事業開発を手掛けてきた。

 両社は、連携協定に基づき、台湾企業の日本進出に伴う不動産関連事業に関する台湾企業への情報提供や、共同事業機会の検討を行なう。昨今、半導体関連企業を中心に台湾企業の日本進出が活発化しており、両社が連携して台湾企業の日本進出のサポートや事業支援に積極的に取り組む。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら