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適合リノベーション住宅、累計7万4,915件に

 (一社)リノベーション協議会は21日、一定の品質基準をクリアした「適合リノベーション住宅(R住宅)」の発行件数について公表した。

 2023年度の「R住宅」発行件数は全国で6,383件(前年度比13.5%増)となった。累計では7万4,915件。エリア別の発行件数は、首都圏が75.4%と多数を占め、次いで関西8.0%、東海4.9%、その他11.8%となった。

 築年数別発行件数は、築41年以上の既存マンションが24.2%で最多に。築31~35年が10.1%、築36~40年が13.3%となり、全体の約半数が築31年以上だった。

 23年度の「R住宅」発行件数のうち、築41年以上の事例は24.5%を占めた。これは東日本レインズにおける同年度築41年以上の首都圏の既存マンション成約数(約6,587件)のうち、約23.4%に相当する。

 R住宅発行ランキングでは、トップが(株)大京穴吹不動産で1,260件、2位が(株)インテリックスの1,096件、3位が(株)エフステージの900件となった。


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