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森トラ、住宅分譲開発事業でタイに進出

「Malton Gates Krungthep Kreetha 2」の完成イメージ

 森トラスト(株)は8日、タイ・バンコクの高級戸建住宅分譲開発事業「Malton Gates Krungthep Kreetha2(モルトン・ゲーツ・クルンテープ・クリタ2)」(総戸数44戸)に参画すると発表した。ASEANでの住宅分譲開発事業への参画や投資は、同社初となる。

 開発は、現地ディベロッパーMajor Development Public Company Limitedと共同で行なう。開発地はバンコクの中心業務地区(CBD)から半径15km圏内に位置。スワンナプーム国際空港へも半径10km圏内というアクセスの良さが特徴。周辺にはインターナショナルスクールや商業施設等がそろい、住宅需要の高いエリアに位置する。敷地面積約2万6,953平方メートル。

 コロナ禍を経て、タイでは広いプライベート空間を有する住宅のニーズが拡大しており、戸当たりの面積は約400~600平方メートルに設定。クラブハウスやプール、コワーキングスペース、フィットネスなど共用施設も用意する。

 2025年に販売を開始する予定。総売り上げは約90億円を見込む。


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