(公財)不動産流通推進センターは22日、2024年6月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。
新規登録件数は34万5,321件(前年同月比2.5%減)と3ヵ月連続の減少。成約報告件数は4万8,165件(同3.1%増)となり、14ヵ月連続のプラスとなった。総登録件数は85万3,736件(同0.5%減)で、15ヵ月ぶりに前年同月を下回った。
売り物件については、新規登録件数が12万3,295件(同2.2%増)と、18ヵ月連続で増加した。成約報告件数は1万7,148件(同9.4%増)で14ヵ月連続のプラス。登録件数は41万6,408件(同12.2%増)となり、25ヵ月連続で増加となっている。
賃貸物件については、新規登録件数が22万2,026件(同5.0%減)となり、28ヵ月連続で前年同月を下回っている。また、成約報告件数は3万1,017件(同0.1%減)で、わずかながらマイナスが2ヵ月続いた。総登録件数は43万7,328件(同10.2%減)と、22ヵ月連続減。
売り物件を取引態様別に見ると、新規登録のうち媒介契約が8万457件(同4.7%増)。このうち専属専任媒介が1万1,866件(同1.1%増)、専任媒介が4万2,430件(同5.1%増)、一般媒介が2万6,161件(同5.6%増)。売り主は4万930件(同2.0%減)、代理は1,908件(同4.8%減)。
成約報告については、媒介契約が1万4,173件(同9.4%増)。そのうち専属専任媒介が2,775件(同6.0%増)、専任媒介が9,308件(同9.7%増)、一般媒介は2,090件(同12.4%増)。売り主は2,898件(同10.2%増)、代理が77件(同2.5%減)だった。