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松本市に環境・防災性の高い大規模分譲住宅

「ドエル村井町南」のまち並みイメージ

 セキスイハイム信越(株)は29日、開発中の大型分譲地「ドエル村井町南」(長野県松本市、総区画数176区画)の販売を2024年10月より開始すると発表した。

 同社創立50周年記念プロジェクトの大規模分譲地。JR篠ノ井線「村井」駅徒歩9~12分に立地。22年に新たに市街化区域に編入された上村井地区に位置する。
 開発面積約5万3,028平方メートル。中信地方を中心に分譲地開発を手掛けるカガミ・タウンマネージメント(株)が事業主。販売区画面積165.26~340.08平方メートル。同社販売区画数は116区画。

 「まちなみデザインガイドライン」を定め、建物のセットバックや工作物設置に関するルールを設定。区画ごとに高さのあるシンボルツリーと低木や地被類を組み合わせて配置する。植栽はスクエアな建物形状と対比関係を作り、引き立て合うようデザイン。屋外照明は、連続する灯りで美しいまち並みを演出、防犯性も高める。
 開発地は、100年に一度クラスの大雨に対する浸水想定区域に入っていることから、全区画に積水化学グループ製の雨水貯留・浸透槽を設置。雨水を一時的に地下に貯め、時間をかけて地中に浸透させることで下水管への雨水排水量を抑制し、内水氾濫のリスクを低減する。
 全戸に太陽光発電システム、蓄電池、HEMSを採用し、ZEH仕様とした。

 造成完了は24年10月の予定。


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