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小田急不、戸建住宅をスマートホーム化

 小田急不動産(株)はこのほど、スマートホーム機器の開発などを手掛けるmui Lab(株)との業務提携に合意したと発表した。

 親子共に多忙な家族のコミュニケーション課題を解決することが目的。mui Labが提供する木製のスマートホームコントローラー「muiボード」とスマートフォン専用アプリ「mui Kurashi アプリ」を小田急不動産が分譲する戸建住宅シリーズ「LEAFIA(リーフィア)」に導入していく。

 これらの導入によりリーフィアで供給する住宅のスマートホーム化を推進。muiボードはスマートホーム世界共通規格Matterを採用しているため、スマートホームシステムに簡単に接続でき、照明やエアコン、muiボードに接続したデバイスの情報表示や操作が可能となる。さらにアプリでは住宅内の温湿度表示や熱中症警戒アラート、室内見守り等、さまざまな機能を利用することができる。

 今後、2社共同でmuiボードの新機能の開発を進めていく。「親が仕事で家の外にいても“常に子供のことを気にかけている”と伝える機能」や「家族が自発的に家事に協力し、家族のコミュニケーションを大切にする機能」、「家族の思い出を記録し振り返ることができる機能」を開発していく予定。


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