積水ハウス(株)と積水ハウス イノベーション&コミュニケーション(株)(以下、「積水ハウス イノコム」)は、オープンイノベーション施設「InnoCom Sqare(イノコム・スクエア)」を9月5日に開設する。
積水ハウス イノコムは、積水ハウスグループの技術や顧客基盤、データ、人財を活用し、オープンイノベーションのさらなる推進と人財育成に向け、2月1日に設立された。
「イノコム・スクエア」は、多様な人とのコミュニケーションから、末来のイノベーションを生み出していくことを目指す施設。同社グループのイノベーティブな人財や研究者が常駐することで、自然にイノベーションが生まれる「価値創造の場」として運営していく。
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅および東京メトロ丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」駅の地下鉄2駅4路線に直結する「赤坂グリーンクロス」23階に位置。施設面積は約882平方メートル。
エントランスは、屋根型の梁や無垢フローリングといった、住まいや暮らしを想起させる要素を採用。「おもてなしエリア」は、溜池山王を見下ろす開放感のある空間で、執務や会議の起点となるスペース。くつろぎの無垢材家具や「ナラ枯れ」材を活用した7mのキッチンカウンターを設置。お茶を飲みながら座って話したり、立ち話をしたり等、さまざまな形でコミュニケーションを取れる空間とする。
また、スタートアップ企業を対象としたリバースピッチイベントなど、リアルとオンラインのハイブリッドイベントを開催することが可能な「オープンエリア」を用意。ワークショップといったオープンなイベントはもちろん、大人数での会議もできるフレキシブルな空間としている。