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推薦入試合格者の部屋探し、適した時期は12月

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は3日、「新大学生の住まい探しで気を付けるべきポイント~推薦入試編~」ランキングの結果を公表した。大学への進学をきっかけに住まい探しをする顧客に対応したことがある加盟店297店に、インターネットでアンケート調査を実施。調査期間は6月28日~7月5日。

 推薦入試で合格した新大学生が住まい探しで気を付けるべきポイントでは、「実際の部屋を内見できない可能性がある」(60.3%)がトップに。2位は「入居前に家賃が発生する可能性がある」(52.5%)、3位は「『仮押さえ』に対応していない物件がある」(45.8%)。

 「入居中の物件は内見ができない」といったリスクを指摘するコメントが多数寄せられた。また、「フリーレントでない限り入居していなくても家賃が発生する」ことから、契約時に家賃支払い時期を明確にすべきとした。

 また、住まい探しに適した時期としては、1位が「12月(推薦入試の合格発表後)」(62.6%)、2位が「1月(賃貸需要期)」(40.4%)、3位が「2月(賃貸需要期)」(30.0%)。

 「あまり早い時期に物件を決めると家賃発生日と入居日との差ができてしまう」という意見がある一方、「物件はどんどん決まっていってしまう。部屋探し期間が長くなればなるほど判断が難しくなる」といったコメントも寄せられた。 


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