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近鉄不、豪州で物流不動産事業に参画

シドニーで賃貸する物流施設

 近鉄不動産(株)は12日、阪急阪神不動産(株)のオーストラリア(以下、豪州)現地法人が組成・運用するファンドを通じて、豪州での物流不動産賃貸・開発事業への参画を決めた。同社にとって豪州で2件目の事業参画となる。

 同国内4都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース)に所在する11物件43棟の物流不動産の持分を取得し、ESRグループの豪州現地法人等と共同で賃貸・開発事業を展開する。各物件は、物流適地に立地するほか、床荷重や天井高等のスペックでも優位性を持つという。また、多くが先進的な設備を備えており、安定した賃貸需要が期待できる。総敷地面積は約169万平方メートル、総賃貸面積は約86万平方メートル。


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