不動産情報サービスのアットホーム(株)は24日、「注文住宅購入者の実態調査」の結果を発表した。調査は6月14~18日、過去2年以内に家族で住むための注文住宅を購入した400人を対象に、インターネットでアンケートを行なった。
土地の探し方について、知人からの紹介や相続等でもともと所有していたケースを除いて「自分で探した」という人は62.5%。どのように探したかという問いに対しては、「施工を依頼する工務店やハウスメーカーに相談する」41.6%、「不動産ポータルサイト」34.4%、「不動産会社のホームページから」30.4%となった。また「住みたい街の不動産会社を直接訪問する」という回答も26.4%となった。
施工する工務店・ハウスメーカーをどのように探したかを聞くと、最も多かった「住宅展示場を訪問する」が54.0%で過半となった。以下、「工務店・ハウスメーカーを直接訪問する」が36.5%、「工務店・ハウスメーカーのホームページから探す」が34.3%となった。見積もり依頼を出したのは、平均2.5社。「1社」が最も多く34.5%、次いで「2社」24.9%、「3社」22.9%だった。
行動開始から注文住宅が完成するまでにかかった期間を聞いたところ、「1年程度」が28.3%で最も多く、次いで「1年半程度」23.0%、「2年程度」16.0%となった。6ヵ月程度以内という回答も約13%あったほか、「5年以上」という回答も2.5%あった。